2020/06/16 15:14


おふぃす・ともともの新入社員、桒田(くわだ)です。

私は今年、このおふぃす・ともともに新卒社員として入社いたしました。

学生時代から弊社でライターとして働き始めて3年目、

伝わる文章」のイロハを少しずつ学んできました。

 

この記事を読んでいる方で、

・社内外に積極的に発信活動をしたいけど、文章の書き方がわからない!

・文章を書いてみたけど、これってちゃんと伝わってるの?

と悩む方は多いかと思います。

何かを伝えたいけど、文章の書き方が分からないし、それを学んでいる余裕もない

と悩む方も多いはず。

 

そんな方のために、新人ライターが、

すぐに使える「伝わる文章のイロハ」

シリーズ化してお届けします。

みなさんのビジネスにご活用ください。


今日のテーマは、「文章を読むターゲットを想定すること」。

 

事業主の皆さんは、「こんなお悩みを持つ方の役に立ちたい」「こんな人を幸せにしたい」という想いをもって仕事をしているかと思います。常にサービスの先に、「誰か」を見据えているでしょう。

 

その思考は、文章を書くときにも応用することができます。

何かを発信しようとするとき、常に「この文章を読んでほしいのは誰か」というターゲットを決めておくことで、より伝わりやすい文章を書くことができます。

 

ターゲットを決めておくことのメリットは、

伝えたい内容に一貫性が出て、相手にダイレクトに想いが伝わる」こと。

 

逆に言えば、読んでほしい人が不明瞭なままであると、伝えるべき内容もさだまらないのです。だから読み手にしかるべき内容が伝わらず、相手はモヤモヤしてしまう恐れがあります。



 



伝えたい相手を決めれば、自ずと伝えるべき内容も明確になっていきます。

それではさっそくターゲットをみつけて、文章を完成させていきましょう。

 

 みなさんは、社外の取引先、ご愛顧にしているお客様、自社社員など、

たくさんの方とお仕事をされていることかと思います。

 

それぞれ、立場はバラバラです。そのなかから一つ、伝えたい相手を絞ってみましょう。

 



一度読者を想定すれば、その人に何を伝えるべきなのかが自ずと明確になってきます。

その内容をさらに整理するためにおすすめなのは、「5W1H」。

「何が」「どんな」「いつ」などといった5W1Hを明確に。

「内容がうまくまとまらない」と悩んでいるとき、自分の頭の中をスッキリさせるのに便利です。

以下のように項目ごとにカテゴライズしてみてください。



伝えたい相手と内容が決まれば、あとは文章にしていくだけ。

…とはいえ、いきなり文章にするのは大変ですよね。

そこで、ひとつだけ小さなコツをご紹介します。

それは、冒頭の文章で「これはあなたのために書いています」と呼びかける魔法をかけること。


 

 この例の場合、想定している読者(=見込み客)に読んでほしいため、あえて「〇〇に困っていませんか?」と悩みを呼び起こしています。

すると読者は自らの悩みに気づき、「このサービスを使ってみようかな」と思うようになります。

 

つまり冒頭部分は、「あなたとマッチングしたいのです」という書き手の意思表示でもあります。

最初にきちんとそれを示すことで、「この文章はこれから何を伝えてくれるのか?」と読者への期待も高まりますよ。

 

社員やお客様、ひとりひとりと関係を築いていきたい。

何かを伝えたい。困りごとを助けたい。そんなアプローチに、文章は効果的です。

贅沢に、「あの人にも、この人にも伝えたい」と思う気持ちは大切です。

だからこそ、その人はその人に、あの人はあの人に、と、伝える文章を細分化し、その都度違った想いを綴ることで、

相手にはその誠意が伝わります。

みなさんも、「伝えたい相手」のために早速文章を書いてみませんか?

 

【会社情報】

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